明後日の素

二日後がもっと暮らしやすいように

在るべき処に置かれる

もう昔の話なのですが、

その後お付き合いをする人とアニメーションを見ていた。

 

彼女は両足を開いた僕の間に座っていたが、

音量を上げる為に立ち上がった。

 

それからお茶を一口飲んでから、

もう一度僕の股の間に座ろうとした。

 

僕は何を思ったのか、

上体を前に突き出し、

降りてくる尻を顔いっぱいに受け止めた。

 

顔の中央で突き出した鼻は、

尻の割れ目にぴったりとはまって、

さも、その為に作られた造形のようである。

 

柔らかく、

ほの温かい物に包まれながら、

しかとその想いを噛み締めた。

 

 

尻が好きだ。